稲庭うどんの由来
羽後国、雄平仙三郡の庄主と称されるまでその版図を誇った稲庭鶴ヶ城主「小野寺公」の築城は、今を去る七百余年前と伝えられます。代々の城主は、今にも残る様々な手内職をその家臣たちに勤めました。 その由来には諸説の入り乱れるほど古い伝統を誇る稲庭うどんは、風土、恵まれた水、秀れた小麦と相俟って発達し、近世には佐竹藩主御用も勤めるなど、その名は多くの食通、文人に喧伝されたものと云います。独特の伝統的な手延製法を頑なに守る稲庭うどんは、今に至るも決して量産はきかず昔ながらのその味を伝えています。
稲庭宝来うどんの特徴
当稲庭宝来うどんは、稲庭独特の手延製法にて製造しております。他に類のない舌ざわりと、コシのあるさらりとした風味をぞんぶんに御賞味いただけます。